中国ではなく日本に行くべきだった」と中国のスポーツライターは語っているそうです
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(以下引用)
2012年1月30日、中国の事情に詳しい英国のスポーツライター、アンドリュー・レイマー氏が「アネルカは日本に行くべきだった」と題した記事を中国のブログサイト・網易博客に掲載した。以下はその内容。
我々がよく知っているアネルカが、日本ではなく中国に行った。彼は恐らく、チェルシーを去る際に恩師・ベンゲルの忠告を聞かなかったのだろう。しかも、中 国で最も人気のあるスポーツはバスケットであり、数カ月前までは英雄扱いされていた男子代表のドンワルド監督が中国で最も叩かれている人物の1人になって いることに気付かなかったのだろう。
筆者はアネルカの中国行きは失敗だったと思っている。彼がグラウンドで成功してもしなくても、最終的には悪者扱いされて中国を去ることになるのは目に見え ている。「英雄は必ず責められて最後は悲惨な結末を迎える」。これが中国人の文化なのだ。日本人と違い、中国人は西側世界の人間を恭しく迎え、救世主扱い する。問題を丸投げし、解決してくれるのを待つ。
だが、一時的にはよくなっても、根本的な解決にはならないので長くは続かない。再び問題が現れた途端、今度は悪者扱いし始める。ドンワルド監督は本当によ くやったと思う。ヤオ・ミン(姚明)のような選手がいない状況で、男子バスケットはサッカーと同じように低迷していたが、これを2度の優勝に導いたのだ。
だが、中国人は「運がよかっただけ」だと認めようとしない。中国サッカーもミルティノビッチ監督のもとで史上初のワールドカップ本大会出場を決めたのに、やはりこれも「運がよかっただけ」としか言わない。
ベンゲルは日本文化をこよなく愛するフランス人だ。彼1人だけではない。欧州全体、いや西側全体が日本を愛している。ベンゲルが日本にいた時、日本語が分 からなかったため寂しい思いをしていた。そこで、クラブの経営陣は毎晩、彼と一緒にビールを飲んだ。言葉が通じないにもかかわらず、だ。日本では誰もベン ゲルの仕事に口出ししなかった。マスコミも好き勝手に記事を書くようなことはしない。仕事の環境が中国とは雲泥の差だ。
中国では偉い人は何をしても許される。専門的なことは一切分からなくても偉そうにふるまってよいのだ。以前、ウィルキンソン元イングランド代表監督が上海 で監督をしていた時、市長がズカズカと彼の更衣室に入り込んで選手に説教をしたので、監督が怒ってすぐに帰国するという事件が起きたこともある。