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重慶副市長、異例の米領事館訪問 市トップを告発?

(以下引用)
中国外務省は9日夜、重慶市の王立軍副市長(52)が6日に四川省成都の米総領事館を訪れたことを認めた上で、1日間滞在した後に離れたと新華社通信を通 じて発表した。直轄市の副市長が外国公館に駆け込む異例の事態に臆測が広がる中、秋の党大会で最高指導部入りを目指す薄熙来・重慶市党委書記(政治局委 員)は一層厳しい立場に置かれた形だ。

外務省の報道官は「関係部門が調査を進めている」と説明。香港の人権団体「中国人権民主化運動情報センター」は10日、王氏が北京に連行され、公安省と国家安全省の調べを受けていると伝えた。

崔天凱外務次官は9日に国内外の一部メディアと会見した際、王氏の問題について「個別の事案であり、既に解決している」と述べ、習近平国家副主席の13 日からの訪米に対する影響を否定した。しかし、次期最高指導者への就任が確実視される習氏の訪米を前に、米国との間に「余計な案件」(北京の外交筋)を 作ってしまったことは、薄氏にとって手痛い失点となることは確実だ。

王氏は公安局長として暴力団撲滅キャンペーンの指揮を執り、薄氏の実績づくりに貢献してきた。しかし、強引とも言える薄氏の政治スタイルには指導部内でも批判が根強く、側近である王氏の汚職追及で薄氏に不利な状況を作り出す動きがあった、と香港メディアは報じている。

一方で、汚職追及が自身に及ぶことを恐れた薄氏が王氏に見切りをつけ、2日に公安局長の職を解いたため、王氏が「薄氏やその家族の腐敗」を告発するため に米総領事館を訪れたとの見方も浮上。真偽は不明だが、薄氏を批判する王氏のものとされる公開書簡がネット上に出ていることも、こうした見方が強まる一因 となっている。

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